2014/07/05 vs北九州 マッチレポート 2014年07月05日 明らかに大分戦以降、戦い方に「安定感」が出てきた愛媛。 今日はアウェイで北九州戦でした。 スタメンは前節、負傷した林堂に代わってハンヒフンがセンターバックで他は変わらず。 児玉の髪が黒くなってるw 試合はいきなり動きます。 前半4分:愛媛ゴール! 渡邊のフィードが「スイッチ」となり、高い位置で流れるようなパスワークを見せる愛媛。 そして最後は左からカットインしてきた掘米。 キックフェイント一発で相手をかわし、右で撃つとみせかけて左足ミドル。 インフロントで蹴ったボールは中央を固めていた北九州のDFを越え、美しい孤を描いてゴール左上隅に。 シュートにいたる個人技も素晴らしかったのですが、そこにいたるまでのパスワークも見事でした。まるで(全盛期の)バルセロナ!掘米はメッシと言うよりシャビ。 その後はお互い、なかなかシュートが撃てないこう着状態。ただどちらかと言えば愛媛ペース。 全体的に出足が鋭く、また攻守の切り替えも早い。非常に集中しています。 守備に関してはほぼ100点。寄せが速く、球際の激しさ、数的有利を徹底したポジショニング。前半は北九州にチャンスらしいチャンスをほとんど作らせませんでした。 あとは愛媛としては若干、シュートの意識が強すぎて撃ち急いでるような面がありますが、追加点の可能性は十分感じる前半でした。 後半立ち上がりは北九州ペース。しかし追加点を奪ったのは愛媛。 後半7分:愛媛ゴール! 中盤で1対1を渡邊が粘り強く競り勝ち、右の掘米へ展開。そこからドリブル!ストップ&ゴーで相手をかわす巧みなドリブル。最後、中央に詰めてきた河原へラストパス。少し足元に入って難しいパスだったものの、うまくヒール気味に合わせてゴール!2点目。 掘米のドリブルも河原のシュートもうまかったが、ここはやっぱり渡邊を褒めておきたい。 「二代目愛媛のガットゥーゾ」ですね。ホント、いやらしいボランチになりましたw その後、2点リードしたこともあり、愛媛はペースダウン。北九州がポゼッションする時間が増えてきました。 なんとか北九州に決定的な場面を作らせないまま、石丸監督が動きます。 後半27分:愛媛交代 西田→渡辺 後半40分:愛媛交代 河原→原川 後半41分:愛媛ゴール。 原川がクリアしたボールを渡辺が高さを生かして落とし、それを拾った原川のドリブルによるカウンター攻撃。 バイタルから放たれた原川のミドルはキーパーに弾かれるも、ボールは詰めていた掘米の元へ。 落ち着いて相手をかわしてゴール左に流し込み掘米、今日2点目。3-0で勝負あり。 代わって入った選手が仕事をし、最後まで走ってた掘米のナイスゴール。 チームとして勢いを感じさせる完勝でした。 試合を振り返ってみると、決して楽な試合ではありませんでしたが、DF陣が最後まで集中し、北九州のクロスに対して良いポジションを取り続けた、というのが大きかったと思います。 攻撃陣は3点は入ったものの、2点目を取ったあとにスローダウンしてしまったのが数少ない反省点でしょう。 ただし、内容的には正直レベルが高く、また掘米が最後走っていたことに象徴されるようにチーム全体の運動量がシーズン中盤にして上がってきた印象を受けました。 今後もこういうサッカーを続けていければプレーオフ圏内が見えてくるのはそう遠くないと思います。 乗るしかない!このビッグウェーブに!さあ昇格争いにチャレンジ!! PR