2014/06/21 vs 大分 マッチレポート 2014年06月22日 たまにはじっくりと試合をレポート。3連敗で迎えたアウェイ大分戦。今節のスタメンは下記の通り。 西田 河原 掘米 キム 藤 吉村 渡邊 西岡 林堂 村上 児玉 藤の右サイドってユース以来かな。 序盤は愛媛の出足がするどく、またリズム良くパス回しを出来ているので愛媛のペース。 10分:愛媛ゴール 試合が動いたのは9分。藤から連動したタックルで渡邊がナイスカット、そのまま右にはたいて掘米がクロス。合わせたのは左から猛然と入ってきた河原。ちょっとボールが後ろ気味だったものの、体勢をひねって技ありのヘッド。うまい。 その前の藤に連動した渡邊のタックルも良かった。その後しばらくは愛媛のペースでしたが、徐々に大分へ。外れはしたものの大分、西選手のドリブルやミドルが効いてましたね。 愛媛としては得点直後の愛媛ペースの時間帯に少しスローダウンしてしまったのが惜しいところ。 26分:大分ゴール 愛媛の左サイドが徐々に綻び始めた矢先に失点。左サイドショートコーナーからのクロスに西岡のマークを外した坂田選手がフリーでヘッド。同点。今日は坊主頭のヘッドデイなのか?w ただちょっと西岡のマークが甘かったですね。 このあとはサイドを中心に愛媛の時間がしばらく続くもシュートまでなかなか行けず、数少ないシュートも精度をやや欠く。ただサッカーの内容的には細かいパスやサイドチェンジも機能しているのでそう悪くない。そうこうしてる間に前半終了。1-1のスコアながら非常にハイペースで引き締まった良い前半でした。 後半は大分が頭から高松選手を投入。序盤は大分ペースでポゼッションされるが徐々に愛媛も良い攻撃を見せ始める。しかし攻撃にバリエーションが少なく、ラストパスの精度も今ひとつなのでなかなかシュートまでもっていけれない。 60分を過ぎ、徐々に愛媛の足が止まり始める。 69分:大分ゴール 右サイドで西田と掘米でカウンターに入ったところを奪われ、逆に風間選手にカウンターで持ち込まれる。最後はフリーで待っていた高松選手がシュートし逆転。 うーん・・・問題は3つ。まずボールの奪われるタイミングが良くない。じっと守備に耐えてやっと攻撃、のところでボールを奪われると切り替えが遅れてしまいます。またああいう奪われ方をした場合はまず、プレイを遅らせなければなりません。そして3つ目の問題は完全に高松選手を見失っていた、という点。ただこの辺は高松選手の消え方がうまいとも言えます。 ここで愛媛は藤に代えてハンヒフン。続けて西田に代えて渡辺。この辺から試合は愛媛ペース。西岡のシャレオツなヒールシュートは惜しくもGKがファインセーブ。 78分:愛媛ゴール カウンターで渡邊から縦のふわっとしたフィード。その背後から来たボールを渡辺がダイレクトボレー一閃! いや、すごいわ。これ。正直、鳥肌が立ちました。まさにワールドカップクラスw! これで2試合連続ゴール。 あそこでシュートを選択できたのは間違いなく前節のゴールのおかげでしょう。 ひょっとすると私たちは愛媛の歴史に残る大型ストライカーの誕生を目撃してるのかもしれません。 とか言うのは言い過ぎかなw でもホント、昔の久保竜彦選手を思い起こさせるような豪快なゴールでした。 その後も双方気持ちの入ったプレイが続き、ATには渡辺の振り向きざまの強烈なミドル!これは大分GKがファインセーブ。 試合終了。2-2で連敗ストップ。 正直、こういうサッカーが出来てなんで連敗したんだろう?と不思議に思えるぐらい攻守に引きしまったホント素晴らしい試合でした。 こういう試合を続けることが出来れば上位も見えてくるのではないかな、と思います。 MOMは渡辺でしょう。まさに鯉が龍になる予感を感じさせてくれました。 次はスタメンで見てみたいものです。 PR